【単元株最安!】KOZO HD(9973)の優待メリットと、激安のワケをやさしく解説
小僧寿し等を展開するKOZOホールディングスは、100株2,000円前後と手軽に購入できる優待株です。
単元未満株主でも貰える端株優待を除くと最安で入手できる優待となっています。(2026年6月現在)
しかし、株価はほぼ右肩下がり。買っても良いのか、どんな場合は買っても良いのか解説していきたいと思います。
優待内容
100株保有の場合、500円分の優待カード(アプリから利用)がもらえます。
株価は100株で約2,000円なので、優待利回りは約25%と破格の数字になっています。
優待が4年続けば、投資資金をほぼ回収できる計算になります。
優待以外
株を所有する場合の経済的なメリットは主に
- 値上がり益(キャピタルゲイン)
- 配当(インカムゲイン)
- 株主優待
ですが、KOZOホールディングスの株価は過去5年で約▲60%と下落基調となっています。チャートも右肩下がりです。
また、配当は出していません。
ですから、KOZOホールディングスに投資する場合は、純粋に「お寿司などの優待をのんびり楽しむこと」を目的にするのが良さそうです。
経営成績
KOZOホールディングスは26年ほんの少し(205億の売上に対し5,200万円)黒字になる予想を出していますが、5年以上赤字が続いている会社です。
タコベルというタコスやブリトーを販売するブランドは好調ですが、セグメント別に見ても直近の四半期決算でも小売、飲食、流通、海外のすべてが赤字になっています。
KOZOホールディングスへの投資を検討するならなぜ赤字が続いているのに潰れていないかも知っておいた方が良いと思います。
理由は、会社が足りないお金を補うために、新しい株を発行(いわゆる株を刷る状態)しているからです。
極端な例で言うと10人の株主が1/10 ずつ会社を保有していたところ、その持分を半分にして残りを売り出してお金を手に入れる、みたいな事をやっています。
倒産やジリ貧よりは良いとも言えるのですが、これが株価が上がりにくい原因(株式の希薄化)にもなっています。
株価は安いのか
KOZOホールディングスで目を引くのはその株価の安さです。
しかし、これは本当に「安い」と言えるでしょうか?
実は、KOZOホールディングスは時価総額で見ると外食娯楽サービス業のなかで123/164位となっています。
つまり株価が激安に見えるのは、発行株式数が多いためと言えます。
例えば、株価の割安度を測る指標の一つであるPBRは16.6となっていて(1〜3程度が目安、数字が小さいほど割安という意味です)むしろ見方によっては「高い」株でもあります。※ただし、赤字企業のため単純比較は難しい
まとめ
KOZOホールディングスの優待は食事券のため使い勝手が良く、また優待利回り25%程度と利回りも高いのでお得に見えます。
しかし、本業が不調とも言える状況にあり、配当も出していない点は十分に認識しておく必要があります。
このような銘柄では、倒産や優待廃止のリスクが意識されるため優待利回りが高くなっている可能性も意識しておくと良いでしょう。
まとめると、KOZOホールディングスを購入して良いのは「とにかく安く優待が欲しい!」場合です。
世の中には業績が良く優待も出している銘柄がある事を知り、納得した上で投資する分には気軽に投資出来る銘柄だと思います。