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【優待利回り∞?!】本が安く買える文教堂(9978)の優待メリットと経営状況をやさしく解説

文教堂の優待は、100株保有の場合商品代金を5%割引いてくれるというもの。

株主カードという形で付与され金額的な使用制限がないため約4,500円の投資(2026年6月現在)で「理論上は」いくらでもお得になる優待になっています。

しかし、昨今の出版不況で投資先としては不安があるのも事実。今回は、そんな文教堂の優待と投資する上での注意などについて解説していきます。

優待

5%割引なので100株4,500円で文教堂の優待を獲得した場合、90,000円分の本を購入すると投資した金額を回収できる計算になります。

ハードルが高く感じますが、例えば5年間毎月1,500円程度(税込)の雑誌を買うと90,000円になるので日常的に書店を利用する方にとっては「アリ」な優待と言えるのではないでしょうか。※優待が継続する保証はありません

文教堂の店舗で使う場合は店内で売っているもの全て(トレーディングカードなど一部商品を除く)、株主用サイトを使用する場合は雑誌や書籍が対象です。

どこの駅にでもあるお店ではないので通販でも割引を適用できるのは嬉しいところです。

ただ、実際に使ってみると送料無料になるのが3,500円からなど微妙に使いづらさもあります。

経営状況

経営状況は厳しいと言うか、文教堂はいったん倒産しかけています。

「会社をつぶして債権がパーになるより頑張って稼いでお金返してもらった方がまだいい」という事で存続できた会社です。(事業再生ADR)※この点では日販グループ、大日本印刷が大株主であることはポジティブな影響があるかも知れません。

事業再生ADR期間は経過したもののまだ出版不況の中で借金返済等に追われており、新しい事業の柱(カードやガチャ、シニア向け教室が好調)を模索している最中です。

余談ですが、経営改善の一環で買い切り型の仕入れ(安く仕入れる代わりに売れ残っても出版会社に戻さない)というリスクを取っており、店舗に行くと売れ残りの雑誌が割引販売されていたりします。

優待以外

このような状況にある会社ですから、優待以外の経済的利益は基本的に望めないと考えていた方が安全です。

配当金は出ていないし、今後も(少なくともしばらくは)厳しいでしょう。

業績だけの問題ではなく、株主への還元よりも借入金の返済等を優先しなければならない構造的な問題があると言えるからです。

まとめ

文教堂の優待は使い方によってはかなり利回りが高くなる可能性があるものですが、経営状況は改善してきたとは言え依然厳しいです。

なので、文教堂に投資する場合は他に候補となっている銘柄の成長性(キャピタルゲイン)、配当や優待(インカムゲイン)を総合したものを上回るだけのメリットを優待から得られるかシビアに判断する事が求められると言えます。

近所に店舗があってよく利用する場合、通販で本をまとめて買うことが多い場合以外は慎重に検討すると良いと思います。

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