【配当アリのプライム銘柄!】北の達人コーポレーション(2930)の優待と株価が安い理由をやさしく解説
北の達人コーポレーションは東証プライムに上場している企業です。
美容品と金券を優待としている他、配当金も出しています。
安心して投資できると思いきや、チャートを見ればある時点からは右肩下がり。
優待となぜこんな事(株価の下落)になっているかについてやさしく解説します。
優待
北の達人コーポレーションの優待品は美容品です。
ターゲットがやや狭い商品かと思いますが、取得するために必要な投資金額が約11,400円に対して優待品の価格が7,370円なので(2026)普段から美容品を使う方や貰えるなら試してみたいという方にとっては嬉しい優待と言えるでしょう。
今年の8月頃に到着する予定の優待品は、今年の夏に発売予定のものです。株主が一般の顧客にとっての口コミの提供元になり得ますし、株主がリピーターになる可能性もあります。
何より新商品を試せるというのは株主らしい喜びをストレートに感じられる、良い優待となっているのではないでしょうか。
優待品の他、3,000円分の金券も優待として手に入れることができます。
1商品に対して1つ、1 度のお買い物で1枚など制限もありますが金額も大きいですし(さらに継続保有で+1枚となり、6,000円分に)特に普段から同社を利用している方は恩恵を受けられるので投資を検討する価値があると言えるでしょう。
株価下落
株価が2018年4月に上場来高値を付けて以降ほぼ右肩下がりとなり、現在までに約1/10になっている理由は経営成績を見ると想像ができると思います。
同社は2017年から2018年にかけて営業利益が約3倍と大躍進しているのです。2018年の4月と言えば、決算が出てくる時期でもあります。
2020年まで営業利益は伸び続けるのですが、2018年の躍進度合いに引きづられてついた高い評価を正当化するほどの勢いはありませんでした。
そして、営業利益が大幅に減少した2021年、その数字が見え始める2021年4月からは(その時点で既に高値の約1/2)長期チャートで見るとほぼ反発なく株価が下がっていき、今に至ります。
この営業利益の減少の原因としては、同社の躍進を支えたマーケティング手法が時代の変化により通用しし難くなった事等が挙げられますが、言えるのはただの悲観で売られているわけではなくある程度納得できてしまうデータがあると言うことです。
ですから、こんなに株価が下がっていると逆張りして買いたくなって来る方もいると思いますが、株価下落だけを理由に買ったり買い増す場合は慎重な検討が必要です。
更に、同社はプライム市場残留のための基準を満たしておらず、いわゆる都落ち(プライムからスタンダード市場へ)が懸念されています。
株価も底を打っていないし、プライム落ちによる株価下落が怖いしで買われにくい(株価が上がりにくい)状況になっている銘柄です。
まとめ
北の達人コーポレーションは、配当金あり、かつ黒字と、他の「優待銘柄」(優待を主目的に買う銘柄)とは少し異なる理由で株価が安く見える株です。
現在の優待や配当、経営成績等から見ると「なぜそこまで株価が下がっているのか」不思議にも思える銘柄なので、今の評価にも妥当性があるかも知れないことは知っておいた方が良いと思います。
それを知った上で投資を検討すれば、投資失敗と感じる可能性を減らす事ができるのではないでしょうか。